ロバート・ヒリアード

ロバート・ヒリアードはホグワーツ魔法魔術学校の生徒で、1990年代前半にはレイブンクローの監督生だった人物。

誕生
1973年9月~1976年8月1 グレートブリテンまたはアイルランド2
出身校
ホグワーツ魔法魔術学校
出身寮
レイブンクロー
肩書き
  • 監督生
邦訳(日本語)
ロバート・ヒリアード
原書(英語)
Robert Hilliard
人間
性別
男性

登場・言及箇所

ポッターモア

レイブンクロー寮 歓迎メッセージ

1991年9月1日、レイブンクロー寮の監督生として新入生に歓迎の言葉を述べた。レイブンクロー寮への入り方、著名な出身人物、寮監フィリウス・フリットウィック教授を新入生に紹介している。

おめでとう! 僕は監督生のロバート・ヒリアード、レイブンクロー寮に心から歓迎するよ。レイブンクローの紋章は何者も上れない高みに飛する鷲、寮の色は青とブロンズ、談話室はレイブンクロー塔のてっぺんにあって、魔法をかけられたノッカーの付いたドアを通って入るようになっているんだ。円形の談話室の壁にしつらえられたアーチ型の窓からは、学校の敷地を見下ろせる。湖、禁じられた森、クィディッチ競技場、それに薬草学の花畑も。他の寮からじゃ見られない絶景だよ。

自慢するわけじゃないけど、レイブンクローは最も賢い魔法使いがいるところだ。創設者ロウェナ・レイブンクローは何よりも学びを尊んだし、それは僕たちも同じだ。他の寮はどこも談話室の入り口が隠されているけど、僕らはそんなことする必要はない。レイブンクローの談話室へのドアは螺旋階段を上った先の高い塔のてっぺんにあるんだ。ドアに取っ手はなく、代わりに鷲の形をした銅のノッカーが付いている。ドアをノックするとノッカーが質問をしてくるから、それに正しく答えられれば入れるようになっている。こんな単純な仕掛けで、レイブンクロー以外の人たちをもう 1,000 年近くも遠ざけてきたんだ。

1 年生の中には鷲の質問に答えるのを怖がる生徒もいるけど、心配はいらないさ。レイブンクロー生は飲み込みが早いし、すぐにドアの難問を楽しめるようになるから。談話室の外に 20 人くらいの生徒が立ち止まっていて、みんなしてその日の問題を解こうとしている、なんてことも珍しくないよ。こういうのって他学年のレイブンクロー生と知り合ったり、彼らから学んだりするいい機会でもあるんだ。でも、クィディッチのローブを忘れて急いで出入りしないといけないときには、ちょっとうっとおしいけどね。だから、レイブンクロー塔を出るときにはバッグの中身を 3 回確認することをお勧めするよ。

レイブンクローでもう一つ素晴らしいのは、みんな個性的だということ。中には変人と呼ぶ人もいるみたいだけど。でも天才というのは概して普通の人の範ちゅうからはみ出してしまうものだし、他のいくつかの寮と違って、ここでは好きなものを着て、好きなことを信じて、思ったことを話す権利があると考えてる。僕らは我が道を行く生徒を嫌ったりしない、むしろ評価しているんだ。

変人といえば、君も寮監のフィリウス・フリットウィック先生を気に入るだろうな。先生は過小評価されているんだ、なんたってとても小さいからね(たぶん妖精の血が入っているのだと思うけど、そんな失礼なことを訊いたことはないよ)。でも呪文学に関しては、今生きている中では最も博識で最高の名人なんだ。先生の部屋はいつでも問題を抱えたレイブンクロー生を迎え入れてくれるし、もし君が本当に落ち込んでいたりしようものなら、机の引き出しに入っている缶から小さくておいしいカップケーキを取り出して、カップケーキのダンスを見せてくれるんだ。実際、ダンスを見るためだけに落ち込んだふりをして会いに行く価値はあるよ。

レイブンクロー寮には輝かしい歴史がある。最も傑出した魔法発明家や革新者のほとんどはレイブンクロー寮の出身だ。望月鏡を発明したパーペチュア・ファンコートも、愛の妙薬の偉大な先駆者であるラヴァーナ・デ・モントモレンシーも、フルー・パウダーを発明したイグナチア・ワイルドスミスもね。レイブンクロー出身の有名な魔法大臣の一人に、ミリセント・バグノールドがいる。彼女はハリー・ポッターが闇の帝王の呪いを生き延びた晩に職責にあり、「パーティを楽しむ権利は不可侵である」という言葉でイギリス中の魔法使いが祝賀会を開くことを擁護したんだ。それに、ローカン・マクレアード大臣も。彼はとても聡明な魔法使いだったけど、杖の先から煙を吐き出す方法でコミュニケーションを取るのを好んだ。言ったよね、変人を輩出するって。だってレイブンクローは奇人ウリックを魔法界に送り出した寮でもあるんだ。クラゲを帽子にしていたウリックさ。魔法使いのジョークの多くが彼をオチに使っている。

他の寮との関係について言えば、まあ、スリザリンについては色々と聞いているんじゃないかな。悪いやつばかりというわけじゃないけど、彼らをよく知るまでは油断しないほうがいい。彼らは勝つためには手段を選ばないという長い伝統を持っているから、気をつけて。特にクィディッチの試合と試験でね。

グリフィンドールはまあまあ。欠点をあげるとすれば、目立ちたがり屋ということかな。自分たちと違うものに対する寛容さという意味では、僕らよりずっと劣る。浮遊術や、トロールの鼻くその魔法への応用、卵占い(知っていると思うけど、卵で占いができるんだ)なんかに興味があるレイブンクローの生徒を冗談のタネにしてきた。グリフィンドールには僕らのような知的好奇心がないんだ。一方僕らレイブンクローは、君が日毎夜毎談話室の隅で卵を割り続けて、黄身のこぼれ方が示す予測を書き留めていたって何の問題もない。それどころか、何人か君を手伝ってくれるんじゃないかな。

ハッフルパフに関しては、彼らはいい人たちじゃない、なんて誰も言えないだろうね。むしろ、校内でもっともいい人たちに数えられると思う。ただ、試験期間中の競争ではハッフルパフをあまり気にしなくてもいい。

大体これで全部かな。あ、そうだ。寮のゴーストは「灰色のレディ」だ。他の寮の生徒はレディは話さないと思っているけど、レイブンクローとだけは話してくれるんだ。レディは、道に迷ったときや物をどこに置いたかわからなくなったときにとても役立ってくれる。

夜はよく眠れると思うよ。寝室は主塔から分岐した小塔にある。4本柱のベッドはスカイブルーのケワタガモの羽布団で覆われ、窓辺でヒューヒューいう風の音がとても心地いいんだ。

最後にもう一度。ホグワーツで最も賢くて、奇抜で、面白い寮の一員によくぞなってくれた。

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ レイブンクロー寮 歓迎メッセージ

この年入学のレイブンクロー生のうち、シリーズ中で判明しているのは以下の5人。

  1. ポッターモアではグリフィンドール寮の歓迎の言葉はパーシー・ウィーズリーによってなされている。ロバートはパーシーと同学年、一つ上の学年、二つ上の学年の可能性が考えられる。
  2. World Exclusive Interview with J K Rowling(ホグワーツ魔法魔術学校はグレートブリテンまたはアイルランドからの生徒を受け入れている。)