ユーアン・アバクロンビー

ユーアン・アバクロンビー (Euan Abercrombie) は、1995年9月、ホグワーツに入学したグリフィンドール生。『日刊予言者新聞』ハリーに対するネガティブ・キャンペーンを信じていたようです。

ハリーの4学年下のグリフィンドール生

ホグワーツの入学年から、ユーアン・アバンクロンビーは1983年9月から1984年8月の間に誕生したと考えられます。

さっきハリーの目に止まった、怯えた顔の男の子が、つんのめるように前へ出て帽子を被った。帽子は肩までズボッと入りそうだったが、耳がことさらに大きいのでそこで止まった。帽子は一瞬考えた後、つば近くの裂け目が再び開いて叫んだ。   「グリフィンドール!

- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第11章

1995年9月1日、ホグワーツ魔法魔術学校へ入学します。組分けを待つ間、列の真ん中で怯えて震えていました。同級生の中で最初に組分けされ、グリフィンドール生になりました。

小柄で、耳がとても大きいようです。判明している同級生はハッフルパフローズ・ゼラーしかいません。

ハリーグリフィンドールの新入生たちに笑いかけましたが、ユーアンとその隣にいたブロンドの少年は『日刊予言者新聞』のハリーに対するネガティブキャンペーンを信じていたようで、二人は顔を強張らせ、恐々ハリーを見ました。それを見たハリーの顔からは、微笑がミンビュラス・ミンブルトニアの「臭液」のようにゆっくりと落ちていきました。

登場

  • 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』