マホウトコロ (Mahoutokoro) とは日本の南硫黄島に存在する魔法学校。世界に11校存在する魔法学校のうち、学生数は最も少ない。”ancient”つまり由緒ある学校で、歴史は古いとされる。
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— Pottermore (@pottermore) 2016, 1月 30
所在地
マホウトコロは日本の小笠原諸島に属する火山列島のうち、南硫黄島に存在する。豪華絢爛な校舎は羊脂玉(ヒスイと呼ばれる石のうち、乳白色の軟玉1でできており、マグルの間では「無人島」とされる南硫黄島の頂上に位置する。
制度
入学年齢
マホウトコロは7歳から生徒の入学を認めているが、11歳になるまで寮生活を送ることはできない。通学生の間は、大きなウミツバメ(”giant storm petrels”)の群れの背中に乗せられ、毎日家に送り返される。
制服
マホウトコロの生徒は入学すると、体格や成長に合わせて大きさが変わる魔法のローブを受け取る。初めは淡いピンク色であるが、魔法の習得が進むにつれて色が変わり、全科目で一番の成績を取ると金色になる。
ローブが白に変わってしまう場合、これは大変な不名誉である。持ち主の魔法使いや魔女が日本の魔法法を破ったり、ヨーロッパで「闇の魔術」と呼ばれていることを行ったり、国際魔法機密保持法を破ったりしたことを意味するからである。ローブが白くなってしまうとすぐにマホウトコロを退学処分にされるだけでなく、日本の魔法省で尋問を受けることになる。
評判
マホウトコロは魔法の腕前が優れているだけでなく、クィディッチでも評判が高い。
伝説では、数世紀前、無謀にも不適正な箒を使って地球一周を試みたホグワーツの生徒たちがマホウトコロにクィディッチを持ち込んだという。一隊は吹き飛ばされてコースを外れてしまったところを、天体観測をしていたマホウトコロの職員たちによって救助された。マホウトコロに客として滞在したホグワーツの生徒たちは、マホウトコロの生徒にクィディッチの基礎を教えたが、彼らはこのことを後悔することになった。
というのも、クィディッチの日本代表チームや、チャンピオンズリーグの勝者トヨハシ・テングのメンバーの実力はマホウトコロでの厳しいトレーニングによるものだからである。マホウトコロでは、嵐の中荒れ狂う海でも練習を行い、ブラッジャーだけでなく、近隣の島の空軍基地を飛び立った飛行機にも気をつけなければならない。
また、ギャリック・オリバンダーによると、マホウトコロではサクラの杖が高く評価されており、サクラの杖の持ち主は特別視されるという。
言及箇所
Photo credit: Karakara from ja [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons
- 百科事典マイペディア電子辞書版「軟玉」、軟玉の話1-ホータンの羊脂玉のこと(2016年2月2日閲覧)を参照。 ↵