ミンビュラス・ミンブルトニアは非常に貴重な植物で、おそらくアッシリア原産の植物。
見た目は灰色のサボテンのようだが、針ではなくおできのようなもので表面が覆われ、微かに脈を打っている。
また、この植物は防衛機構を持ち、表面をつつくと「おでき」からドロリとした暗緑色の液体を周りに噴出する。「臭液」と呼ばれるこの液体は、毒性はないが腐った堆肥のような臭いがある。
成長したミンビュラス・ミンブルトニアは、触れると小声で歌うような奇妙な音を出すようになる。
エピソード
- ネビル・ロングボトムは15歳の誕生日に、大おじアルジーからミンビュラス・ミンブルトニアの鉢をもらった。ホグワーツの温室にもあるかどうか定かではない植物であるという。ネビルはミンビュラス・ミンブルトニアの繁殖に挑戦するようであった。
- 1995年の新学期、グリフィンドール寮の入口の合言葉は「ミンビュラス・ミンブルトニア」だった。
- ミンビュラス・ミンブルトニアに関する冗談が存在するらしく、ロン・ウィーズリーはこの冗談をマダム・ロスメルタに披露したが受けず、30分もすねていたという。
表記
- 邦訳(日本語)
- ミンビュラス・ミンブルトニア
- 原書(英語)
- Mimbulus Mimbletonia
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
映画
- 登場作品
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- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』