1990年代にホグワーツの生徒だった魔女で、レイブンクロー生。家族と一緒にオッタリー・セント・キャッチボールの近くに暮らしていたようです。
基本データまとめ
S. フォーセット(S. Fawcett)
1977年11月~1981年8月の間(1992年の「決闘クラブ」に参加しており、また1994年10月までに成年(17歳)に達していない。)
人間・魔法族
女性
ホグワーツ魔法魔術学校(レイブンクロー寮)
来歴
子ども時代
S. フォーセットの子ども時代についてはほとんど明らかになっていません。フォーセット家はセント・オッタリー・キャッチボールの近くに住んでおり、S. フォーセットも子ども時代をこの近くで過ごしたと考えられます。
ホグワーツ時代
S. フォーセットはホグワーツに入学し、レイブンクロー寮に組分けされました。入学時期は1989年から1992年のいずれかの年です。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第6章のアルバス・ダンブルドアの台詞から、フォーセットはレイブンクロー生だとされます。しかし、第23章のセブルス・スネイプの台詞は「ハッフルパフ、十点減点だ、フォーセット!」
となっており、あたかもハッフルパフ生のように書かれています。US版の書籍ではスネイプはレイブンクローから減点するよう修正されています。ここでは先のダンブルドアの台詞を優先し、レイブンクロー生としました。
1992年
S. フォーセットはギルデロイ・ロックハートが始めた『決闘クラブ』に参加し、鼻血を出しました。
1994年
8月
フォーセット家は第422回クィディッチ・ワールドカップの優勝戦のチケットを入手できなかったらしく、観戦することはできませんでした。
10月
「二人とも、マダム・ポンフリーのところへ行くがよい。すでに、レイブンクローのミス・フォーセット、ハッフルパフのミスター・サマーズもお世話になっておる。二人とも少しばかり歳をとる決心をしたのでな。(…)」
アルバス・ダンブルドア
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第16章
ハロウィーンの日、成年に達していないにも関わらず、三大魔法学校対抗試合の代表選手に立候補しようとしました。しかしダンブルドア校長が炎のゴブレットの周りに引いた年齢線に阻まれ、さらに顎髭が生えてしまいました。医務室のマダム・ポンフリーの治療を受けたと思われます。
12月
クリスマス・ダンスパーティにステビンズと一緒に参加しましたが、バラの茂みの近くでセブルス・スネイプに見つかりました。二人はそれぞれ10点減点されました。
時期不明
ホグワーツの図書館所蔵の『クィディッチ今昔』を借りたようです。貸出期限は9月16日。
登場箇所
- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 『クィディッチ今昔』