「二人とも、マダム・ポンフリーのところへ行くがよい。すでに、レイブンクローのミス・フォーセット、ハッフルパフのミスター・サマーズもお世話になっておる。二人とも少しばかり歳をとる決心をしたのでな。(…)」
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第16章
S. フォーセットは1990年代にホグワーツ魔法魔術学校に在籍していたレイブンクロー生の魔女。おそらく家族とともにオッタリー・セント・キャッチポールの近くに暮らしていた。1
基本情報
来歴
1992年
S. フォーセットはギルデロイ・ロックハートが始めた『決闘クラブ』に参加し、鼻血を出した。
1994年
8月
フォーセット家は第422回クィディッチ・ワールドカップの優勝戦のチケットを入手できなかったらしく、観戦することはできなかった。
10月
ハロウィーンの日、成年に達していないにも関わらず、三大魔法学校対抗試合の代表選手に立候補しようとした。ダンブルドア校長が炎のゴブレットの周りに引いた年齢線に阻まれただけでなく、顎髭が生えたために医務室のマダム・ポンフリーの治療を受けた。
12月
クリスマス・ダンスパーティにステビンズと共に参加したが、バラの茂みの近くでセブルス・スネイプに見つかり、二人はそれぞれ10点減点された。
時期不明
ホグワーツの図書館所蔵の『クィディッチ今昔』を借りている。貸出期限は9月16日。
登場箇所
- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 『クィディッチ今昔』
メモ:所属の寮について
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第6章のアルバス・ダンブルドアの台詞から、フォーセットはレイブンクロー生だとされているにも関わらず、第23章のセブルス・スネイプの台詞は「ハッフルパフ、十点減点だ、フォーセット!」
となっており、あたかもハッフルパフ生のように書かれている。
US版の書籍ではスネイプはレイブンクローから減点するよう修正されているが、映画の未公開シーンでは再びフォーセットはハッフルパフから減点されている。
ここでは先のダンブルドアの台詞を優先した。