14世紀半ばごろ: 黄金のスニッチが発明される

ゴドリックの谷の魔法使い、ボーマン・ライトは「黄金のスニッチ」を発明しました。

生息数を減らした魔法動物「黄金のスニジェット」をクィディッチの試合で用いることが禁止されたため、イギリス中の魔法使いがスニジェットに代わる鳥を探していました。

ボーマン・ライトは「金属呪文」に優れていて、行動様式や飛行パターンがスニジェットによく似たボールを作ろうとしました。ライトが発明した「黄金のスニッチ」はクルミ大で、スニジェットと同じ重さに作られました。スニジェットと同じく、スニッチの銀色の羽は関節が回転する翼で、稲妻のような速さで正確に方向転換が可能です。スニジェットとは異なり、あらかじめ競技場内に留まるよう、スニッチには魔法がかけられています。

『クィディッチ今昔』の記述から、黄金のスニッチが発明されたのは14世紀の半ばころと考えられます。しかし、『蛙チョコレートのカード』などによれば、スニッチを発明したボーマン・ライトの生年は1492年となっており、記述に矛盾が生じています。