テレンス・ヒッグズ

テレンス・ヒッグズ (Terence Higgs) は、1991年にスリザリン寮のクィディッチ・チームのシーカーとしてプレイしていた魔法使いで、ハリーが初めてクィディッチの試合で対戦したシーカーです。

ℹ️ 概要

基本情報

日本語での名前: テレンス・ヒッグズ

原書での名前: Terence Higgs

生まれたのは: 1970年代

所属: ホグワーツ魔法魔術学校 スリザリン寮

テレンス・ヒッグズは『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場する人物で、スリザリン寮のクィディッチ・チームでシーカーを務めていました。1991年から1992年のシーズンにスリザリン・クィディッチ・チームのシーカーを務め、その年の最初の試合でハリー・ポッターと金のスニッチを巡って競いました。ハリーにとって初めて対戦したクィディッチのシーカーです。

🎞️ 映画での描写

登場している映画

  • 『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)

テレンス・ヒッグズを英国俳優のウィル・シークストン (Will Theakston) が演じましたが、『賢者の石』のエンドクレジットで一連のミスがあり、彼はマーカス・フリントを演じたとして誤ってクレジットされました。

テレンス・ヒッグズを演じた俳優としては、誤ってスコット・ファーン (Scot Fearn) がクレジットされています。

ハリーとの初対戦

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』では、テレンス・ヒッグズはハリーの初めてのクィディッチの試合の相手として登場します。映画ではヒッグズがハリー・ポッターに対して4回体当たりをしました。

⚡ ハリー・ポッターとの関係

テレンス・ヒッグズについて、原作では以下のように描写されています。

ハリーはスニッチを見た。こうふんの波がいっきょに押し寄せてくる。ハリーは金色の光線を追ってきゅうこうした。スリザリンのシーカー、テレンス・ヒッグズも見つけた。スニッチを追って二人は追いつ追われつのだいせっせんだ。チェイサーたちも自分の役目を忘れてしまったように、ちゅういたままながめている。 ハリーの方がヒッグズよりはやかった――小さなボールが羽をパタパタさせて目の前を矢のように飛んでいくのがはっきり見えた――ハリーは一段とスパートをかけた。

この時は結局マーカス・フリントがハリーの邪魔をしてグリフィンドールにペナルティーを与えてしまい、ゴタゴタの間にヒッグズもスニッチを見失ってしまいます。

結局、この試合はハリーがスニッチを捕まえ、グリフィンドールの勝利に終わります。また、ハリーがこの時勝ち取った金のスニッチは、後にアルバス・ダンブルドアからの遺品としてハリーの手に渡り、重要な役割を果たします。

📖 原作での詳細

テレンス・ヒッグズの年表

スリザリン・クィディッチ・チームでの役割

テレンス・ヒッグズは1991-1992年シーズンにスリザリン寮のシーカーを務めていました。しかし、翌年にはドラコ・マルフォイが父親の影響力により新しい箒(ニンバス2001)を寄贈することでシーカーとしてチームに加入しました。

このとき、ヒッグズはシーカーの座を失ったのか、そもそもホグワーツを卒業したのかは明らかになっていません。

📚 登場

  • 『ハリー・ポッターと賢者の石』