ハーバート・チョーリー

ハーバート・チョーリー (Herbert Chorley) は、マグルのイギリス政府で政務次官を務めていた男性です。何者かにかけられた「服従の呪文」が不完全だったために正気を失い、聖マンゴ魔法疾患傷害病院へ移されることになりました[1]

人物情報

名前: ハーバート・チョーリー(Herbert Chorley)
性別: 男性
種: 人間・マグル

所属

職業: イギリス政府の政務次官[1:1]

来歴

イギリス政府の政務次官

ハーバート・チョーリーは、マグルのイギリス政府で首相の下にいた政務次官の一人でした。1996年7月、チョーリーは一週間ほどのあいだ様子がおかしくなり、「家族と一緒に過ごす時間を増やす」という体のいい理由をつけて辞職します。首相はこの一件までも自分の責任として政敵に責め立てられていました[1:2]

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第1章「むこうの大臣」

その上、政務次官の一人であるハーバート・チョーリーが、よりによってこの一週間かなり様子がおかしくなり、「家族と一緒に過ごす時間を増やす」という体のいい理由をつけて辞職となったことまで、首相である私の責任だと言うのか。

服従の呪文と聖マンゴへの移送

魔法大臣のコーネリウス・ファッジは、この週に相次いだ災厄が魔法界の事情によるものだと首相に打ち明けた際、チョーリーの名も挙げました。チョーリーは「家に置かないほうが家族にとって安全」であり、聖マンゴ魔法疾患傷害病院へ移送する手配を進めている、というのがファッジの説明です[1:3]

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第1章「むこうの大臣」

「ブロックデール橋は古くなったわけじゃない。あれは実はハリケーンではなかった。殺人事件もマグルの仕業じゃない。それに、ハーバート・チョーリーは、家に置かないほうが家族にとって安全でしょうな。『聖マンゴ魔法疾患傷害病院』に移送するよう、現在手配中ですよ。移すのは今夜のはずです」

ファッジに代わって魔法大臣に就任したルーファス・スクリムジョールも、首相との面会でチョーリーに触れています。チョーリーが公衆の面前でアヒルに扮して道化ていたのは、「服従の呪文」をかけ損ねた結果であり、頭が混乱してはいるがまだ危険でありうる、というのがスクリムジョールの見立てでした[1:4]

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第1章「むこうの大臣」

「さて、政務次官のハーバート・チョーリーだが――」スクリムジョールが続けて言った。

「公衆の面前でアヒルに扮して道化ていた男のことだ」

「それがどうしました?」

「明らかに『服従の呪文』をかけ損ねた結果です」スクリムジョールが言った。

「頭をやられて混乱しています。しかし、まだ危険人物たりうる」

このとき聖マンゴ魔法疾患傷害病院の癒者たちがチョーリーを診察していましたが、チョーリーはそこまでに癒者3人を絞め殺そうとしていました。スクリムジョールは「この男はしばらくマグル社会から遠ざけたほうがよい」と告げ、「チョーリーは大丈夫なのでしょうな?」という首相の問いには、肩をすくめただけで答えませんでした[1:5]

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第1章「むこうの大臣」

「こうしている間にも、『聖マンゴ魔法疾患傷害病院』の癒師団が、診察をしています。これまでのところ、患者は癒師団の癒者三人を絞め殺そうとしました」

スクリムジョールが言った。

「この男はしばらくマグル社会から遠ざけたほうがよいと思います」

誰がチョーリーに「服従の呪文」をかけたのかは語られていません。その後のチョーリーがどうなったかについても、原作に記述はありません。

登場・言及箇所

脚注


  1. 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第1章「むこうの大臣」 ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎