リリー・ポッター(旧姓:エバンズ)はマグル生まれの魔女で、ペチュニア・エバンズの妹。幼いころ、公園でペチュニアと遊んでいた時に近所に住んでいたセブルス・スネイプと出会い、リリーはペチュニアと違い魔女であることを知った。
1971年から1978年までホグワーツ魔法魔術学校に在学した。在学中はグリフィンドール生で、スラグ・クラブのメンバーだった。7年生になるとジェームズ・ポッターとともに首席に選ばれ、ジェームズと付き合い始めた。
卒業後はジェームズ・ポッターと結婚し、1980年の夏には息子ハリーが生まれた。リリーとジェームズ、さらには友人のシリウス・ブラック、リーマス・ルーピン、ピーター・ペティグリューとともに不死鳥の騎士団のメンバーとなる。リリーとジェームズは1度目の魔法使いたちの戦いの中、ヴォルデモート卿と死喰い人たちの手を辛くも3回逃れている。しかしヴォルデモート卿はある予言の内容からリリーの息子ハリーの命を狙うようになり、リリーとジェームズ、ハリーはゴドリックの谷で隠れて暮らすようになった。
友人であったピーター・ペティグリューはリリーとジェームズを裏切り、ヴォルデモート卿に二人の居場所を教えた。1981年10月31日、ポッター一家の居所をつかんだヴォルデモート卿はジェームズを殺害、リリーも間もなく息子ハリーを守ろうとしてヴォルデモートに殺された。この時リリーは自らを犠牲にすることでハリーに古代の守りの魔法を授けており、ハリーはヴォルデモート卿の死の呪いから逃れることができた。
1998年、蘇りの石によってジェームズやシリウス、リーマスとともに禁じられた森にしばらくの間現れた。2度目の魔法使いたちの戦い後はジェームズ・シリウス・ポッター、アルバス・セブルス・ポッター、さらにリリーにちなんで名付けられたリリー・ルーナ・ポッターの3人の孫が生まれた。
表記 | |
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邦訳 | リリー・ポッター(旧姓:エバンズ) |
原書 | Lily Potter (née Evans) |
来歴 | |
出生 | 1960年1月30日 イングランド コークワース |
死没 | 1981年10月31日 イングランド西部地方 ゴドリックの谷 |
肩書き |
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外見 | |
種 | 人間 |
性別 | 女性 |
目 | 明るい緑、アーモンド形(切れ長) |
髪 | たっぷりとした濃い赤毛 |
魔法特性 | |
杖 |
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守護霊 | 牝鹿1 |
家族 | |
夫 | ジェームズ・ポッター |
息子 | ハリー・ポッター |
義理の娘 | ジネブラ・ウィーズリー |
孫 | |
姉 | ペチュニア・エバンズ |
義兄 | バーノン・ダーズリー |
甥 | ダドリー・ダーズリー |
所属 | |
出身校 |
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所属グループ |
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登場箇所
- ハリー・ポッターと賢者の石
- ハリー・ポッターと秘密の部屋
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- ハリー・ポッターと死の秘宝
- ポッターモア
- J.K.ローリングの新着コンテンツ「バーノンとペチュニア・ダーズリー」