エドガー・ボーンズ

エドガー・ボーンズ (Edgar Bones) は、不死鳥の騎士団創立メンバーの一人です。1981年、ヴォルデモート卿が力を失う少し前に、妻や子どもとともに死喰い人に殺害されました。

ℹ️ 概要

基本情報

日本語での名前: エドガー・ボーンズ

原書での名前: Edgar Bones

原作での登場: 名前の言及のみ

初出作品: 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

所属組織: 不死鳥の騎士団(第一次)

📖 不死鳥の騎士団の創立メンバーの一人

エドガー・ボーンズの若いころについては詳しいことはわかっていません。

エドガー・ボーンズには少なくとも二人のきょうだいがいます。一人は後に魔法法執行部の部長となったアメリア・ボーンズで、もう一人はエドガーとアメリアの姪スーザン・ボーンズの親にあたる人物です。1

エドガーは結婚し、妻との間に少なくとも一人の子どもがいます。2 アルバス・ダンブルドアが創立した秘密結社、不死鳥の騎士団のメンバーとなり、ヴォルデモート卿や死喰い人ら闇の陣営と戦いました。

エドガーは1981年ころ、妻や子どもたちとともに死喰い人によって殺害されました。エドガーやアメリアの両親、すなわちスーザン・ボーンズの祖父母もヴォルデモート卿によって殺害されました。3

ボーンズ家

『ハリー・ポッターと賢者の石』第4章

「[…]当時最も力のあった魔法使いや魔女が何人も殺された…マッキノン家、ボーン家、プルウェット家…なのに、まだほんの赤ん坊のおまえさんだけが生き残った」

『ハリー・ポッターと賢者の石』第4章でハグリッドの話に登場する「ボーン家」(the Bones) は、本当は「ボーンズ家」のこと。J. K. ローリングはファンとのチャットの中で、スーザン・ボーンズの祖父母はヴォルデモート卿に殺されたと語っています。3

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第9章

 「エドガー・ボーンズ…アメリア・ボーンズの弟だ。こいつも、こいつの家族もられた。すばらしい魔法使いだったが…[…]」

エドガーは不死鳥の騎士団創立メンバーの写真に写っていて、1995年の夏にマッド‐アイ・ムーディがハリー・ポッターに写真を見せて紹介しました。ムーディはエドガーのことを「素晴らしい魔法使いだった」と評価しています。

👨‍👩‍👧‍👦 家族

ここでは、名前の判明している人物のみを挙げています。

📚 登場

  • 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(名前の言及)

Footnotes

  1. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第9章でエドガーはアメリア・ボーンズの「弟」と訳されているが、原文での記述は”brother”のため、厳密には兄か弟かは定かではない。 2

  2. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第25章に、「スーザン・ボーンズのおじ、おば、いとこは、十人のうちの一人の手にかかり、全員殺された」との記述がある。

  3. 20 October, 2000 chat with J.K. Rowling at Accio Quote! 2