呪文をかけた対象を混乱させる呪文。呪文は「コンファンド」。この呪文で引き起こすことができる「錯乱」の度合いは様々です。
基本データまとめ
魔法の名称
錯乱の呪文(Confundus Charm)
呪文
コンファンド 錯乱せよ(Confundo)
分類
呪文(charm)
専攻
なし
効果
対象を混乱させる
効果
錯乱の呪文は唱えても閃光や音は特に起こらず、「錯乱」させられた対象が呪文が当たった瞬間にわずかにビクッとする程度です。この呪文にかかっている状態のことは「錯乱させられた」(英語:”Confunded”)と呼ばれます。
錯乱の呪文が引き起こす「錯乱」のレベルは様々で、クィディッチでの単純なミスから、偽の計画をあたかも事実かのように語るものまで知られています。
また、錯乱の呪文の対象は人間に限られているわけではありません。三大魔法学校対抗試合の選手選抜を行う炎のゴブレットは強力な魔法の道具であるが、バーティ・クラウチ・ジュニアがかけた強力な錯乱呪文によって、ハリー・ポッターをあたかも4つ目の学校の代表かのように扱ってしまったことがあります。
使用例
使用した人物 | 日時 | 状況 |
---|---|---|
バーティ・クラウチ・ジュニア | 1994年9月 | アラスター・ムーディに変装したバーティ・クラウチ・ジュニアは、炎のゴブレットを「錯乱」させ、ハリー・ポッターの名前を4つ目の学校の代表としてゴブレットに入れた。 |
ハーマイオニー・グレンジャー | 1996年 | グリフィンドール代表のキーパー選抜の際、コーマック・マクラーゲンに対して使用した。 |
不明 | 1997年 | 闇祓いのドーリッシュが「錯乱」させられていると複数の人物が推測した。 |
セブルス・スネイプ | 1997年7月 | アルバス・ダンブルドア(の肖像画)の指示に従い、マンダンガス・フレッチャーに対して使用した。 |
ハリー・ポッター | 1998年5月1日 | グリンゴッツの門番2人(1人はマリウス)に対して使用した。 |
登場・言及箇所
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- ハリー・ポッターと死の秘宝