ゴデロットは息子ヘレワードの手で自宅の地下室に閉じ込められ、非業の死を遂げたといわれています。
ゴデロットは、異常と言える息子の手で自宅の地下室に閉じ込められ、そこで非業の死を遂げたとされている。ゆえに父親の杖は、息子のヘレワードに奪われたと推測せざるを得ない。そうでなければ、父親は脱出できたはずである。
――アルバス・ダンブルドア
『吟遊詩人ビードルの物語』「三人兄弟の物語」に寄せて
ゴデロットの所有していた「接骨木の胴体を持つ」杖は、息子ヘレワードに奪われたものと考えられます。以後、18世紀初頭のバーナバス・デベリルまで、「ニワトコの杖」と呼ばれる杖の足跡は明らかになっていません。