リーアン

eagle

ケイティ・ベルの友人でグリフィンドール生です。1996年10月、ケイティ・ベルがオパールのネックレスの呪いに襲われた際にすぐそばにいました。

基本データまとめ

名前

リーアン(Leanne)

誕生

1978年9月~1979年8月ころ(ケイティ・ベルと同学年と仮定した場合。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第24章の記述から「7年生が小さな群れを作って」おり、その後のケイティの台詞からリーアンがその群れの中にいたと考えられる。)

性別

女性

種・家系

人間・魔法族

出身校

ホグワーツ魔法魔術学校(グリフィンドール)

ブロンド(ポッターモア 6巻12章「シルバーとオパール」のイラストによる)

映画での登場
  • 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
  • 『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』
  • 『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』

Isabella Laughland(イザベラ・ラフランド)が演じた

来歴

1978年9月~1979年8月ころイギリスかアイルランドで生まれたと考えられますが、詳しいことはわかっていません。1990年ころホグワーツ魔法魔術学校に入学します。

1996年10月の半ばのホグズミード行きの週末、リーアンはケイティ・ベルとともに「三本の箒」を訪れました。トイレに入ったケイティは怪しい包みを持って戻り、ホグワーツへ戻る道すがら、得体の知れない者を頑なに誰かに届けようとすることが適切かどうかでリーアンと口論になりました。最終的に包みの奪い合いになり、破れた包みの中から呪いのネックレスが飛び出てしまいます。ネックレスの呪いはケイティの手袋に穴を空け、ケイティはしばらく宙に浮いたあと、苦悶のあまり地面でのたうち回り、絶叫し続けました。リーアンはショックのあまり泣きじゃくってしまい、たまたま事件を目撃した3人、ハリー・ポッターロン・ウィーズリーハーマイオニー・グレンジャーとともにホグワーツへ戻ります。

嗚咽を抑えながらマクゴナガル教授に事件について話した時も、最後は感情が昂ぶり何も聞き出せない状態になりました。マクゴナガル教授はリーアンに医務室に行き、マダム・ポンフリーからショックに効くものをもらうよう奨めました。

1997年4月22日の朝、ケイティは聖マンゴ魔法疾患障害病院から退院しました。退院したケイティはグリフィンドールの談話室で友人たちに囲まれていて、リーアンもその中に混ざってそれまでのクィディッチの試合のことなどをケイティに話していた。

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第23章、第24章からケイティの退院はロンとハーマイオニーの「姿あらわし」試験の翌朝です。またこの試験は第21章の記述から4月21日に行われたとわかります。

原作と映画との差異

ハリーは、肖像画の穴を乗り越えて陽当たりの良い談話室に入っていたことに、自分ではほとんど気づかなかったし、7年生が小さな群れを作っていることも、ハーマイオニーの声を聞くまでは何となく意識しただけだった。

[…]

「[…]ちょうどいま、リーアンが、マクラーゲンのことや、この間の試合のことを話してくれていたところよ。ハリー…」

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第24章

以上の記述により、原作中ではリーアンはグリフィンドール生であり、かつ1997年4月時点で7年生だったケイティ・ベルと同学年である可能性が高いと考えられます。

対して映画ではリーアンはハッフルパフ生です。また『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1』『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2』にはホグワーツの制服姿で登場しています。このことから1997年4月時点で(留年などがなければ)6年生以下である設定となっています。

登場・言及箇所

  • 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
  • ポッターモア(現在はWizardingWorld.comにリニューアルされており、英語でのみの公開)
    • 6巻12章「ケイティ・ベル、呪いをかけられる」
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