エイダン・リンチ
エイダン・リンチ (Aidan Lynch) は、アイルランド代表クィディッチチームのシーカーです[1]。1994年のクィディッチ・ワールドカップ決勝に出場しました[1:1]。
名前: エイダン・リンチ(Aidan Lynch)
性別: 男性
種: 人間・魔法族
1994年のワールドカップ決勝
決勝の入場で、ルード・バグマンはアイルランド代表7人の最後にリンチの名を呼びました[1:4]。
「ご紹介しましょう――コノリー! ライアン! トロイ! マレット! モラン! クィグリー! そしてーぇぇぇ――リンチ!」
7人はいずれもファイアボルトに乗り、背中には銀糸で名前が刺繍されていました[1:5]。
ウロンスキー・フェイント
試合中、リンチはブルガリア代表のシーカービクトール・クラムとともに、チェイサーたちの真ん中を割って一直線に急降下します。パラシュートなしに飛行機から飛び降りたかのような速さでした[1:6]。
クラムは最後の一秒で箒を引き上げましたが、リンチはそのまま地面に激突しました[1:7]。
半分当たっていた――ビクトール・クラムは最後の一秒で辛うじてグイッと箒を引き上げ、くるくると螺旋を描きながら飛び去った。ところがリンチは、ドスッという鈍い音をスタジアム中に響かせ、地面に衝突した。アイルランド側の席から大きな呻き声が上がった。
ハリーの万眼鏡は、この技を「ウロンスキー・フェイント――シーカーを引っかける危険技」と表示しました。クラムはスニッチを見つけていたのではなく、リンチについてこさせただけだったのです[1:8]。
タイムアウトのあいだ、リンチは魔法医たちに魔法薬を何杯も飲まされて蘇生しました。クラムはその時間を利用して、邪魔されずにスニッチを探しています[1:9]。やがて立ち上がったリンチは、緑をまとったサポーターの歓声を浴びてファイアボルトに跨り、空へ戻りました。その回復はアイルランドに心機一転をもたらしたように見えたと描かれています[1:10]。
二度目の激突
試合終盤、リンチは再び急降下に入ります。ハリーはこれがウロンスキー・フェイントではなく本物だと確信しました[1:11]。
クラムがぴったり後ろについて並び、二人は一対になってピッチへ突っ込みます。しかしスニッチを捕らえたのはクラムで、リンチはまたも地面に激突し、直後に怒れるヴィーラの群れに踏みつけられました[1:12]。
試合はアイルランドが170対160で勝ちました。表彰の場に入ってきたリンチは、モランとコノリーに支えられ、二度目の激突で目を回したまま視線が定まらない様子でした。それでも優勝杯が掲げられるとうれしそうに笑っています[1:13]。
ウイニング飛行では自分の箒に乗らず、コノリーの箒の後ろに乗って腰にしがみついていました[1:14]。
名前の由来
J.K.ローリングは旧公式サイトで、アイルランド代表チームの選手は全員が自分の知人の名にちなむと述べています[2]。ただし個別に触れられているのはモラン・トロイ・クィグリーの3人で、リンチの名の由来となった人物は記されていません[2:1]。
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 第8章「クィディッチ・ワールドカップ」
- J.K. ローリング旧公式サイト「Extra Stuff – The Irish Quidditch team and West Ham Football Club」