リーマス・ルーピンとニンファドーラ・トンクスの一人息子。母親譲りの七変化です。生まれる数か月前に亡くなった母方の祖父にちなんで名づけられました。
この項目は、WizardingWorld.com(旧:ポッターモア)で明らかになった情報を含みます。
基本データまとめ
エドワード・リーマス・ルーピン(Edward Remus Lupin)(ファーストネームはポッターモアからの情報による)
- テッド(Ted)
- テディ(Teddy)
1998年4月
人間・混血
男性
ホグワーツ魔法魔術学校(ハッフルパフ寮)
- 首席
来歴
誕生
第二次魔法戦争の最中の1998年4月、リーマス・ルーピンとニンファドーラ・トンクスの間に生まれました。
父の狼人間としての性質は受け継がず、狼人間ではありません(TIME – Rowling Answers 10 Questions About Harry)。なお、狼人間の子どもがその性質を受け継いだという例は知られていません(ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「狼人間」)。
両親はヴォルデモート卿とその手下、死喰い人たちと戦っていた秘密結社「不死鳥の騎士団」のメンバーでした。ニンファドーラが身ごもったために、夫妻は第一線に立つことなく闇の陣営から隠れて暮らす日々を送っていました。
数ヶ月前に殺害された母方の祖父エドワードと父親リーマスにちなんで名付けられ、テッドやテディと呼ばれています。父リーマスは貝殻の家に潜伏していたハリー・ポッターを訪れ、テディの後見人になってくれないかと頼み、ハリーは快く承諾しました。
“godfather”は作品中で「名付け親」と訳されますが、7巻25章を読む限り、テディの名前を考えたのはハリーではありません。”godfather”は英語でいう「教父」、キリスト教における洗礼の際に立ち会う人物のことを指し、後見人とされています。
1998年5月2日、ヴォルデモート卿と死喰い人たちがホグワーツ城に侵入、ホグワーツの戦いが起こります。不死鳥の騎士団のメンバーだった両親はこの戦いで命を落とし、以後テディは母方の祖母アンドロメダによって育てられました。
後見人であるハリー・ポッターとその家族とも親交が深く、ハリーによればテディは週に4回、ポッター家で夕食を取るといいます。
学生時代
2009年9月にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、母親と同じハッフルパフに組分けされました。
2014年7月、クィディッチ・ワールドカップ観戦のため、ポッター家やウィーズリー家などダンブルドア軍団のメンバーとともにアルゼンチンのパタゴニア砂漠を訪れます。8日付の日刊予言者新聞ゴシップ欄では、テディが既にビクトワール・ウィーズリーと付き合いはじめ、あちこちで長い間キスしている様子がリータ・スキーターによって報じられました。11日、決勝のブラジル対ブルガリア戦をVIPボックス2で観戦した際も、クラムとシルバがスニッチを追いかける中、クィディッチの試合はそっちのけでキスしている様子が報じられています。
2015年夏、ホグワーツの7年生になるテディは首席に選ばれました。9月1日、ハリー・ポッターの長男、ジェームズ・シリウス・ポッターがホグワーツに入学します。ジェームズがグリフィンドールに組分けされ、この結果に誰も驚きはしなかったものの、テディはがっかりしたようです。
ホグワーツ卒業後
テディ・ルーピンのホグワーツ卒業後の進路については明らかになっていません。
2017年9月1日、ホグワーツ魔法魔術学校に戻るガールフレンド、ビクトワールを見送るため、キングズ・クロス駅の9と3/4番線を訪れます。ビクトワールとキスをしようとしていたところをハリーの長男ジェームズに見つかり、「あっちに行け」と言っていました。
外見
母親譲りの七変化であるため、外見を自由自在に変えることができます。生まれてすぐは髪の色は黒かったが、1時間後には赤くなっていました。ホグワーツの戦いの直前、父リーマスがフラーやハリーに見せた写真の中のテディの髪は、トルコ石色でした。
2014年7月8日付けの日刊予言者新聞ゴシップ欄には、テディは「鮮やかな青い髪」を持ち、「ひょろっと」していると書かれていた。
登場・言及箇所
- ハリー・ポッターと死の秘宝
- ポッターモア
- 日刊予言者新聞
- ゴシップ欄 2014年7月8日付
- BRA vs BGR 2014年7月11日付
- 日刊予言者新聞