ロバート・ヒリアード

ロバート・ヒリアード (Robert Hilliard) は、ホグワーツ魔法魔術学校レイブンクロー寮の監督生です。組分けでレイブンクローに入った新入生に向けて、歓迎の言葉を述べました[1]

人物情報

名前: ロバート・ヒリアード(Robert Hilliard)
性別: 男性
種: 人間・魔法族

所属

出身校: ホグワーツ魔法魔術学校(レイブンクロー寮
肩書き: 監督生

新入生を迎える監督生

ヒリアードについて分かっているのは、この歓迎の言葉で本人が語ったことだけです。生没年も血統も語られていません[1:1]

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」

おめでとう! 僕は監督生のロバート・ヒリアード、レイブンクロー寮に心から歓迎するよ。レイブンクローの紋章は何者も上れない高みに飛する鷲、寮の色は青とブロンズ、談話室はレイブンクロー塔のてっぺんにあって、魔法をかけられたノッカーの付いたドアを通って入るようになっているんだ。

歓迎の言葉では、寮の紋章と寮色にはじまり、レイブンクロー塔のてっぺんにある談話室、取っ手の代わりに鷲の形をしたノッカーが付いた扉、その問いに正しく答えた者だけが入れる仕掛け、寮監のフィリウス・フリットウィック、寮のゴースト「灰色のレディ」までを新入生に説明します[1:2]。灰色のレディは他寮の生徒には口をきかないが、レイブンクロー生にだけは話してくれるのだといいます。談話室の詳細はレイブンクロー寮を参照してください。

監督生を務めた時期

歓迎の言葉は四寮ぶんが書かれており、グリフィンドール寮の語り手は監督生のパーシー・ウィーズリーです。パーシーは自分の話を切り上げる理由として、これからハリー・ポッターたちを寝室へ案内するのだと述べています[2]

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そんなに長くは引き留めないよ、だって僕がハリー・ポッターと彼の友人たちを部屋に連れて行くのに付いて来さえすれば、寮について必要なことはすべてわかるからね。

パーシーが新入生を談話室へ連れていったのは、ハリーが組分けされた1991年9月1日の夜です[3]。四寮の歓迎の言葉が同じ夜のものだとすれば、ヒリアードが監督生を務めていたのもこの時期ということになります。レイブンクロー版そのものには時期を示す記述がないため、これはグリフィンドール版から導いた推定です[1:3]

「最も賢い寮」という自負

ヒリアードは「自慢するわけではないが」と断ったうえで、レイブンクローを最も賢い魔法使いのいる寮だと述べます。その拠りどころを、創設者ロウェナ・レイブンクローが何よりも学びを尊んだことに置いています[1:4]

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」

自慢するわけじゃないけど、レイブンクローは最も賢い魔法使いがいるところだ。創設者ロウェナ・レイブンクローは何よりも学びを尊んだし、それは僕たちも同じだ。

談話室の扉を隠す必要がないのも、鷲のノッカーの問いに答えられるのがレイブンクロー生だけだからだと説明します。この仕掛けだけで千年近く他寮の生徒を締め出してきたのだといいます[1:5]

個性を認める寮

ヒリアードがレイブンクローのもう一つの美点として挙げるのは、寮生がみな個性的なことです。好きなものを着て、信じたいことを信じ、思ったことを話す権利があると考えており、我が道を行く生徒を嫌わず、むしろ評価するのだと述べます[1:6]

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」

レイブンクローでもう一つ素晴らしいのは、みんな個性的だということ。中には変人と呼ぶ人もいるみたいだけど。でも天才というのは概して普通の人の範ちゅうからはみ出してしまうものだし、他のいくつかの寮と違って、ここでは好きなものを着て、好きなことを信じて、思ったことを話す権利があると考えてる。僕らは我が道を行く生徒を嫌ったりしない、むしろ評価しているんだ。

その流れで寮監のフィリウス・フリットウィックを紹介し、小柄さのせいで過小評価されているが、呪文学では当代最高の名人だと伝えます[1:7]

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」

先生は過小評価されているんだ、なんたってとても小さいからね(たぶん妖精の血が入っているのだと思うけど、そんな失礼なことを訊いたことはないよ)。でも呪文学に関しては、今生きている中では最も博識で最高の名人なんだ。

フリットウィックの部屋は困っているレイブンクロー生にいつでも開かれており、ひどく落ち込んでいる生徒には机の引き出しの缶からカップケーキを取り出して踊らせてみせる、とも紹介しています[1:8]

歓迎の言葉は、レイブンクローをホグワーツで最も賢く、奇抜で、面白い寮と呼んで締めくくられます[1:9]

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」

最後にもう一度。ホグワーツで最も賢くて、奇抜で、面白い寮の一員によくぞなってくれた。

レイブンクローが輩出した人物

魔法界の発明家や革新者の多くはレイブンクローの出身だとして、ヒリアードは次の人物を挙げます[1:10]

名前 ヒリアードによる紹介
パーペチュア・ファンコート 望月鏡の発明者
ラヴァーナ・デ・モントモレンシー 愛の妙薬の偉大な先駆者
イグナチア・ワイルドスミス 煙突飛行粉の発明者
ミリセント・バグノールド ハリー・ポッターが闇の帝王の呪いを生き延びた晩に職責にあった魔法大臣
ローカン・マクレアード 杖の先から煙を吐き出して意思を伝えることを好んだ魔法大臣
奇人ウリック クラゲを帽子にしていた人物

バグノールドについては、ハリー・ポッターが生き延びた晩にイギリス中で開かれた祝賀会を「パーティを楽しむ権利は不可侵である」という言葉で擁護したことを添えています。マクレアードとウリックは、レイブンクローが変わり者を輩出する寮であることの例として挙げられています[1:11]

他寮への評価

スリザリンについては、全員が悪いわけではないが、よく知るまでは油断しないほうがよいと述べます。どんな手を使ってでも勝つという伝統があるので、クィディッチの試合と試験ではとくに気をつけるよう新入生に忠告しています[1:12]

グリフィンドールは「まあまあ」としながら、目立ちたがりで、自分たちと違う者への寛容さではレイブンクローに劣ると評します[1:13]

ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」

グリフィンドールはまあまあ。欠点をあげるとすれば、目立ちたがり屋ということかな。自分たちと違うものに対する寛容さという意味では、僕らよりずっと劣る。

その例として、浮遊術やトロールの鼻くその魔法への応用、卵占いに関心を持つレイブンクロー生をグリフィンドール生が冗談のタネにしてきたことを挙げ、彼らには知的好奇心がないと言います。レイブンクローなら談話室の隅で日夜卵を割り続けても構わないどころか、手伝う者が出てくるだろうと続けています[1:14]

ハッフルパフについては、校内でもっともいい人たちに数えられると認めたうえで、試験期間の競争相手としては気にしなくてよいと付け加えています[1:15]

登場・言及箇所

脚注


  1. ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー寮 歓迎の言葉」 ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎

  2. ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「グリフィンドール寮 歓迎の言葉」 ↩︎

  3. 『ハリー・ポッターと賢者の石』第7章「組分け帽子」 ↩︎