17世紀末の国際魔法使い機密保持法の制定から、19世紀後半のアルバス・ダンブルドアやグリンデルバルドの登場までのできごと。
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1692年: 国際魔法使い機密保持法が制定される
1692年、国際魔法使い連盟は有名な会議を開きました。魔法生物に関わる問題については、各国の魔法使いが7週間に渡って討議を続けました。この会議にはケンタウルス、水中人(マーピープル)、小鬼の代表団が参加していました。 こ […] -
18世紀: クィディッチがオーストラリアに伝わる
クィディッチがオーストラリアに伝わったのは、ニュージーランドに伝わったおよそ1世紀後でした。 オーストラリアは広大な無人の奥地が広がっており、クィディッチ競技場を作るには理想的な環境だといえます。 -
18世紀初頭: バーナバス・デベリル、自らの杖を「庭床の杖」と呼ぶ
バーナバス・デベリルは18世紀初頭、自らの杖を「庭床の杖」と呼び、この杖を使って自らが恐ろしい魔法戦士であるという評判を打ち立てました。 しかし、デベリルは魔法使いロクシアスに敗れ、この恐怖政治は終わりを告げました。 -
18世紀ころ: ロクシアス、自らの杖を「死の杖」と呼ぶ
悪名高い魔法使いロクシアスは、バーナバス・デベリルを破り、デベリルの使っていた「庭床の杖」を奪います。ロクシアスはこの杖を「死の杖」と改名しました。 ロクシアスを殺した者は明らかになっておらず、ロクシアスの拾の母親も含め […] -
18世紀: アメリカの魔法使い、アブラハム・ピースグッドがクォドポットを考案する
アメリカの魔法使いアブラハム・ピースグッドは、クィディッチをするつもりでクアッフルを祖国から持ってきていました。そのクアッフルはトランクの中で偶然杖先に触れてしまい、ピースグッドがクアッフルを何気なく投げようとしたところ […] -
1711年冬: クアッフルが初めて紅く塗られる
1711年、ある試合でクアッフルが地面に落ちた際、豪雨のため、泥に紛れて見つからなくなるという出来事がありました。 この年の冬、地面に落ちたクアッフルを見つけやすくするため、クアッフルが紅く塗られるようになりました。 -
1711年冬ごろ: ペニフォールド・クアッフルが発明される
クァッフルが紅く塗られるようになってからまもなく、ペニフォールド・クアッフルが発明されました。 魔女のデイジー・ペニフォールドがクアッフルに魔法をかけ、チェイサーがボールを取り落としても、水中に沈む時のようにゆっくりと降 […] -
1750年: 「魔法ゲームおよびスポーツ局」が設立される (1)
1692年の国際魔法使い機密保持法の制定から58年後、魔法省に「魔法ゲーム及びスポーツ局」が設立されました。 『クィディッチ今昔』には1750年に「魔法ゲームおよびスポーツ局」が設立されたとあります。しかし、後にポッター […] -
1750年: 国際魔法使い機密保持法第73条が追加される
1692年の国際魔法使い機密保持法の制定以来、非魔法族から隠蔽する魔法生物種の数は増加していました。1750年、国際魔法使い機密保持法第73条が追加され、各国の魔法政府がこれに従っています。 各国魔法政府機関は、その領土 […] -
1762年: 箒競技のクレオスシアン、非合法になる
クレオスシアンは11世紀には成立していた極めて危険な箒競技で、中世の間極めて人気の高い競技でした。クレオスシアンはこの年、非合法になりました。 -
1782年: フラビウス・ベルビーがレシフォールドに襲撃される
1782年、パプア・ニューギニアで休暇を過ごしていたフラビウス・ベルビーはレシフォールドに襲われました。ベルビーは「守護霊の呪文」でレシフォールドを撃退しました。 ベルビーはレシフォールドの襲撃を生き延びた唯一の人物と言 […] -
1794年: アクロマンチュラが目撃された最初の記録
アクロマンチュラは魔法使いの手によって創り出された魔法生物だと考えられています。アクロマンチュラが目撃された最初の記録は、1794年のものです。 なお、『幻の動物とのその生息地』によれば、アクロマンチュラはボルネオ原産の […] -
1799年: ウクライナ・アイアンベリー種が小型帆船を運び去る
1799年、ウクライナ・アイアンベリー種のドラゴンが黒海でマグルの小型帆船を運び去りました。幸い、この帆船には誰も乗っていませんでしたが、以来ウクライナの魔法当局が常時アイアンベリー種を監視しています。 -
1800年代初期: シュレイクが創り出される
シュレイクは魔法使いによって創られたと考えられている魔法動物です。航海中の魔法使いをマグルの漁師たちが侮辱したことへの仕返しに、最初のシュレイクの群れが創られたと言われています。以来、その海域でマグルが漁をしても、シュレ […] -
1802年: ノルウェー・リッジバック種が子鯨をさらった可能性あり
未確認情報によれば、この年、ノルウェー・リッジバック種のドラゴンがノルウェー沖で子鯨をさらったといわれています。 -
1811年: グローガン・スタンプが魔法大臣に就任する
グローガン・スタンプは長らく争いの種になっていた「ヒトたる存在」について新しい定義を定めました。 「ヒトたる存在」とは「魔法社会の法律を理解するに足る知性を持ち、立法に関わる責任の一端を担うことができる生物」 『幻の動物 […] -
1814年: バンコリー・バンガーズがプレーを禁じられる
1814年、スコットランドのクィディッチ・チーム、バンコリー・バンガーズは、アップルビー・アローズとの試合後にブラッジャーを解き放ち、夜空に飛び去るのを放置しました。 それだけでなく、ヘブリデス・ブラック種のドラゴンを捕 […] -
1820年: クッションの呪文が発明される
1820年、エリオット・スメスウィックがクッションの呪文を発明しました。 クッションの呪文はその名の通り、見えない座布団の効果をもたらすもので、箒の乗り心地の改善に大きく寄与しました。 -
1824年: 『オーグリーが鳴いた時、なぜ私は死ななかったか』が出版される
1824年、リトル・レッド・ブックスから『オーグリーが鳴いた時、私はなぜ死ななかったか』が出版されました。 魔法鳥類の専門家ガリバー・ポークビーによる書籍で、魔法生物オーグリーの鳴き声は死の予兆ではなく、雨が近づいている […] -
1875年: 「握り呪文」ができ、クアッフルにも利用される
1875年に「握り呪文」ができると、クィディッチのボール「クァッフル」にも使われるようになりました。クァッフルの革に呪文がかかっているため、何もしなくてもチェイサーがクァッフルを握れるようになりました。 それまでクァッフ […] -
1879年: 飛行箒、オークシャフト79が発表される
ポーツマスの箒職人、エリアス・グリムストーンによってオークシャフト79が作られました。この箒はのちにジョコンダ・サイクスによる初の大西洋横断に使われた箒として知られるようになりました。 オークシャフト79は耐久飛行用に、 […]