ナルシッサ・マルフォイ

eagle

ドラコ・マルフォイの母親です。ブラック家の魔女で、ベラトリックス・レストレンジやアンドロメダ・トンクスの妹、シリウス・ブラックの従姉にあたります。

この項目は、WizardingWorld.com(旧:ポッターモア)で明らかになった情報を含みます。

基本データまとめ

名前

ナルシッサ・マルフォイ(Narcissa Malfoy)

旧姓

ブラック(Black)

ニックネーム
  • シシー(Cissy)
生まれたのは

1955年(ブラック家の家系図による)

性別

女性

種・家系

人間、魔法族(純血)

出身校

ホグワーツ魔法魔術学校(スリザリン寮

  • 1番目の杖(材料、芯は不明)
  • 2番目の杖(材料、芯は不明)
登場
  • ハリー・ポッターと賢者の石
  • ハリー・ポッターと炎のゴブレット
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
  • ハリー・ポッターと謎のプリンス
  • ハリー・ポッターと死の秘宝
  • ポッターモア

来歴

少女時代

1955年、Cygnus Black(シグナス・ブラック)と母Druella Rosier(ドゥルーエラ・ロジエール)の三女(第3子)として生まれました。姉にベラトリックス、アンドロメダの2人がいます。ブラック家の一員として、純血主義を重んじるよう育てられました。

1966年もしくは1967年にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、他の大多数のブラック家の人物と同じようにスリザリン寮に組分けされました。

第一次魔法戦争

1973年もしくは1974年にホグワーツ魔法魔術学校を卒業します。ナルシッサはそれから数年の間にルシウス・マルフォイと結婚したと考えられます。

マルフォイ家はウィルトシャー州の領地に館を持っており、ナルシッサはルシウスとの結婚後マルフォイの館で暮らし始めます。夫ルシウスはヴォルデモート卿に仕える死喰い人で、ナルシッサはヴォルデモートや死喰い人に協力はしていたものの、ナルシッサ自身は死喰い人ではありませんでした。

1980年、ナルシッサとルシウスの間に息子ドラコが生まれます。この名前は、ブラック家の伝統である、星や星座にまつわる名付けにならったもので、ドラコは「りゅう座」を意味します。

ナルシッサの従弟、レギュラス・ブラックは死喰い人になりましたが、第一次魔法戦争の最中に殺されました。1981年10月にヴォルデモートが姿を消して間もなく、もう一人の従弟シリウス・ブラック、さらに実の姉で死喰い人のベラトリックス・レストレンジがアズカバンに投獄されました(ただし、シリウスは冤罪によって投獄されました)。ところが、夫のルシウスは「服従の呪文にかかっていた」と主張し、アズカバン行きを免れます。

ヴォルデモートの凋落後も、マルフォイ家は魔法界の中での上流階級としての地位を維持し、魔法大臣や魔法省の高官と親しい関係を保っていきました。

ヴォルデモートの復活まで

息子ドラコが11歳になると、夫のルシウスドラコをダームストラング専門学校に行かせたいと考えました。ダームストラング専門学校は魔法族の親を持つ生徒しか入学が許されず、闇の魔術も教える学校で、マルフォイ家の思想と近い学校でした。

しかし、ダームストラングは北ヨーロッパにある学校で、もっと近い学校へ行かせたい、とナルシッサは反対しました。結果、ドラコは両親と同じようにホグワーツ魔法魔術学校へ入学し、スリザリン寮に組分けされました。

なお、1991年7月31日、ドラコがマダム・マルキンの洋装店でホグワーツの制服の丈合わせをしている間、ナルシッサはドラコの杖を見繕っていたようです。

1994年、ルシウスやドラコと一緒に、ナルシッサはクィディッチ・ワールドカップの決勝戦をVIP席で観戦しています。

第二次魔法戦争

この項目は書きかけです。中の人は項目を増やすのに必死なので、生暖かい目で見守っていてください。

ヴォルデモート卿の敗北後

ホグワーツの戦いでヴォルデモートが敗北すると、死喰い人の多くは逮捕され、アズカバンへ投獄されました。しかし、マルフォイ一家は死喰い人たちに不利な証拠を提供し、アズカバン送りを逃れました。

一人息子のドラコはのちにアストリア・グリーングラスと結婚し、ナルシッサには孫のスコーピウスが生まれました。

名前の由来

ナルシッサ(Narcissa)はギリシャ神話に登場する美青年ナルキッソス(英語:Narcissus 古代ギリシャ語:Νάρκισσος/Narkissos)の名が由来と考えられます。

ギリシャ神話の中で、ナルキッソスは泉に映った自分の姿に恋し、水面に映る美少年から離れることができなくなり、痩せ細って死んだとされています。また、水面に映る自分のキスをしようとして泉に落ちたという話もあります。ナルキッソスの死後、その場所には水仙の花が咲いていたため、水仙はナルシスと呼ばれました。ナルシシズム(自己愛)の語源ともなっています。

登場・言及箇所

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