レビコーパス
レビコーパス (Levicorpus) は、かけられた相手を足首から逆さまに宙吊りにする呪文です。半純血のプリンス(スネイプ)が教科書に書き残した自作の呪文で、無言でも唱えられます。
呪文: レビコーパス(Levicorpus)
分類: 呪い(英語原文では "jinx" と表現される)
効果: 対象を足首から逆さまに宙吊りにする
考案者: セブルス・スネイプ(半純血のプリンス)
対抗呪文: リベラコーパス(Liberacorpus)
語源: ラテン語 levare(持ち上げる)+ corpus(体)
初出: 『謎のプリンス』第12章
効果
杖を上向きにさっと振ってレビコーパスと念じると、対象は見えない鉤で足首を引っかけられたかのように、逆さまに宙吊りになります。ハリーが初めて寝室で無言で試したときは、狙いを定めていなかったにもかかわらずロンにかかってしまい、ロンは足首から逆さ吊りになりました[1]。対応する解除呪文は「リベラコーパス」で、これも同じ教科書の書き込みから見つかります[1:1]。
この呪文はスネイプの在学中に大流行したもので、ルーピンは自分が5年生の頃、数か月にわたって誰もが足首から宙吊りにされていたと振り返っています[2]。ハリーは、父ジェームズがペンシーブの記憶の中でこの呪文をスネイプに使うのを見たと明かしました[2:1]。無言で唱えられるため、ハリーはとっさの反撃にも使っています[3]。
名前の由来
ラテン語の levare(「持ち上げる」)と corpus(「体」)に由来すると見られます。解除呪文「リベラコーパス」は liberare(「解き放つ」)に基づくと見られます。
使用例
| 使用者 | 場面 | 効果・結果 |
|---|---|---|
| ハリー | 『謎のプリンス』第12章 | 寝室で無言で試し、誤ってロンを逆さ吊りにする[1:2] |
| ハリー | 『謎のプリンス』第18章 | ロンに殴られた直後、反射的に発動してロンを再び宙吊りにする[3:1] |
| ハリー | 『謎のプリンス』第24章 | トイレでの決闘中に使おうとするが、マルフォイに阻まれる[4] |
| ハーマイオニー | 『死の秘宝』第26章 | グリンゴッツで、増殖する宝の上のハッフルパフのカップに届かせるため、ハリーを宙吊りにする[5] |
派生・関連呪文
『呪いの子』での登場
舞台脚本『ハリー・ポッターと呪いの子』(特別リハーサル版)では、魔法省内でのハリーとドラコの対決の場面で、ドラコがハリーに向けてこの呪文を放ちますが、ハリーはかわします[6]。
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 第12章「シルバーとオパール」
- 第16章「冷え冷えとしたクリスマス」
- 第18章「たまげた誕生日」
- 第24章「セクタムセンプラ」
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第26章「グリンゴッツ」
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』(特別リハーサル版)第2幕