妖女シスターズ
妖女シスターズ (the Weird Sisters) は、魔法界で人気を集めるバンドです。魔法ラジオネットワーク(WWN)を通じて広く知られており、1994年にはホグワーツのクリスマス・ダンスパーティに招かれて演奏しました[1]。
名前: 妖女シスターズ(the Weird Sisters)
種類: バンド
構成員: 8名
魔法界での人気
魔法界の新聞読者にとって、次のコンサートがいつ開かれるかは大きな関心事です。ポッターモアの「日刊予言者新聞」の記事では、クィディッチ・リーグの試合結果や国際機密保持法違反の騒ぎと並ぶ話題として、セレスティナ・ワーベックと妖女シスターズのコンサート日程が挙げられています[2]。
1996年6月、キングズ・クロス駅にハリーを出迎えたニンファドーラ・トンクスは、継ぎはぎだらけのジーンズにロゴ入りの派手な紫のTシャツという服装でした[3]。ジニー・ウィーズリーの部屋の壁には大きなポスターが貼られ、もう一方の壁のホリヘッド・ハーピーズのキャプテン、グウェノグ・ジョーンズの写真と向かい合っていました[4]。
ホグワーツのクリスマス・ダンスパーティ(1994年)
1994年の学期最後の週、アルバス・ダンブルドアが三大魔法学校対抗試合のクリスマス・ダンスパーティに妖女シスターズの出演を予約したという噂が、ホグワーツ中を駆け巡りました。飛び交った噂の多くは眉唾でしたが、この件は本当でした。魔法ラジオを聴く機会のなかったハリーは彼らが誰で何をするのか知りませんでしたが、WWNを聴いて育ったほかの生徒たちの異常な興奮ぶりから、とても有名なバンドなのだろうと察しています[1:1]。
クリスマスの夜、晩餐のあとにダンブルドアが杖を一振りしてテーブルを壁際に退け、右手の壁に沿ってステージを立ち上げました。そこにはドラム一式、ギター数本、リュート、チェロ、バグパイプが設置されます[5]。
いよいよ「妖女シスターズ」が、熱狂的な拍手に迎えられてドヤドヤとステージに上がった。全員異常に毛深く、着ている黒いローブは、芸術的に破いたり、引き裂いたりしてあった。
最初の曲はスローで物悲しい曲で、代表選手たちがこれに合わせてダンスフロアに出ました。バグパイプが最後の音を震わせて曲が終わると、続いてずっと速いテンポの曲が始まります。演奏が終わったのは真夜中で、生徒たちは最後に盛大な拍手を送りました[5:1]。
メンバーの消息
1995年、新学期が始まって間もない土曜の朝、「日刊予言者新聞」にベース奏者の結婚を報じる記事が載りました[6]。
「ないわ」ハーマイオニーがため息をついた。「『妖女シスターズ』のベース奏者が結婚するゴシップ記事だけよ」
1996年12月、ホラス・スラグホーンがホグワーツで開いたクリスマス・パーティでは、ハリーが人混みのなかにメンバーらしき二人を見かけています[7]。
1997年6月、ホグワーツで営まれたダンブルドアの葬儀には、毛深いベース奏者が参列しました[8]。
構成員
原作の本文に個々のメンバーの名前は出てきません。8人の顔ぶれと担当楽器は、蛙チョコレートに付属する「有名な魔女・魔法使い」カードとポッターモアの年表で明かされています[9]。
| 名前 | 担当 | 生まれ |
|---|---|---|
| マイロン・ワグテイル | リードシンガー | 1970年 |
| カーリー・ドューク | リードギター | 1971年 |
| ドナガーン・トレムレット | ベース | 1972年 |
| ハーマン・ウィントリンガム | リュート | 1974年 |
| ヒースコート・バーバリー | リズムギター | 1974年 |
| ギデオン・クラム | バグパイプ | 1975年 |
| オーシーノ・スルストン | ドラム | 1976年 |
| マートン・グレーヴス | チェロ | 1978年 |
このうちカーリー・ドュークだけは『クィディッチ今昔』にも登場し、プライド・オブ・ポーツリーのチェイサーだったカトリオーナ・マコーマックの息子として括弧書きで紹介されています[10]。
日本語版での表記
原作7巻の日本語版では「妖女シスターズ」と訳されています。一方『クィディッチ今昔』の日本語版では、原語の音をそのまま写した「ザ・ウィアード・シスターズ」が使われています[10:1]。
(息子のカーリーは、人気魔法バンド、「ザ・ウィアード・シスターズ」のリード・ギタリスト)
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 第22章「予期せぬ課題」
- 第23章「クリスマス・ダンスパーティ」
- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
- 第14章「パーシーとパッドフット」
- 第38章「二度目の戦いへ」
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 第15章「破れぬ誓い」
- 第30章「白い墓」
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』
- 第7章「アルバス・ダンブルドアの遺言」
- 『クィディッチ今昔』
- 蛙チョコレートのカード(EA版)
- ポッターモア
- 「日刊予言者新聞」
- 「マイロン・ワグテイルのカード」
- 「ドナガーン・トレムレットのカード」
- 「Timeline of the Wizarding World」