ピアーズ・ポルキス

ピアーズ・ポルキス (Piers Polkiss) は、ダドリー・ダーズリーの一の子分です[1]。ダドリーを囲む少年たちの一団の一員で、ハリー・ポッターがダーズリー家で過ごした時代を通じて、ダドリーの傍らにいました[2][3]

人物情報

名前: ピアーズ・ポルキス(Piers Polkiss)
性別: 男性
種: 人間・マグル

ダドリーの一の子分

ねずみのような顔をした、ガリガリに痩せた少年です。ダドリーが誰かを殴るとき、相手の腕を後ろにねじり上げる役をたいてい引き受けていました[1:1]

『ハリー・ポッターと賢者の石』第2章「消えたガラス」

やがてダドリーの一の子分、ピアーズ・ポルキスが母親に連れられて部屋に入ってきた。ねずみ顔のガリガリにやせた子だ。ダドリーが誰かを殴る時に、腕を後ろにねじ上げる役をするのはたいていこの子だ。

ダドリーの取り巻きは、ピアーズのほかにデニスマルコムゴードンの3人がいました。ハリーが11歳になる夏、この4人は毎日ダーズリー家を訪れ、ダドリーお気に入りの遊びである「ハリー狩り」に加わっていました[2:1]

ダドリーと同じく、バーノン・ダーズリーの母校であるスメルティングズ校へ進学することになっていました。ハリーの進学先は地元の公立ストーンウォール校で、ハリーにとってはこれが初めてダドリーたちと離れられる機会になるはずでした[2:2]

動物園でのできごと

ダドリーの11歳の誕生日、ピアーズは母親に連れられてプリベット通り四番地へやってきました。フィッグばあさんが脚を折ってハリーを預かれなくなり、マージおばさんイボンヌも頼れなかったため、ハリーも動物園へ同行することになります。ハリーが動物園を訪れたのは、これが生まれて初めてでした[1:2]

昼どきにはダドリーもピアーズも動物に飽きはじめ、ハリーは二人が「ハリーを殴る」という好きな遊びに戻らないよう、ダーズリー一家から少し離れて歩くよう気をつけていました[1:3]

爬虫類館でボア・コンストリクターのガラスが消える事件が起きたあと、車に戻った二人は口々に被害を訴えました。ハリーが見ていたかぎり、蛇は通りがかりざまに二人の踵に嚙みつくふりをしただけです[1:4]

『ハリー・ポッターと賢者の石』第2章「消えたガラス」

ダドリーは「ヘビに脚を食いちぎられそうになった」と言い、ピアーズは「うそじゃない、ヘビが絞め殺そうとした」と言った。しかしハリーにとって最悪だったのはだんだん落ち着いてきたピアーズが言った言葉だった。

「ハリーはヘビと話してた。ハリー、そうだろ?」

バーノン・ダーズリーはピアーズを家へ送り出すまで怒鳴るのをこらえ、それからハリーの処分に取りかかりました。ハリーは物置に閉じ込められ、食事抜きの罰を受けています[1:5]

1995年の夏

ハリーが15歳になる夏にも、ピアーズはダドリーの一団にいました。夜のリトル・ウインジングから引き上げてくる場面で、マグノリア・クレセント通りの入口で解散する際、ダドリーの拳を短く褒めています[3:1]

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第1章「襲われたダドリー」

「いい右フックだったぜ、ビッグD」ピアーズが言った。

ポルキス家とダーズリー家には行き来がありました。ペチュニアはダドリーの外出先として「ポルキスさんのところ」を挙げ、息子には友達が多くて人気者だと信じ込んでいます。実際にはそれはダドリーの口実で、一団は毎晩街で暴れていました[3:2]

ダドリーが吸魂鬼に襲われて帰宅したときにも、バーノンが息子の異変の原因としてポルキス家の夕食を疑っています[4]

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第2章「ふくろうのつぶて」

「坊主、どうした? 何があった? ポルキスの奥さんが、夕食に異物でも食わせたのか?」

登場・言及箇所

脚注


  1. 『ハリー・ポッターと賢者の石』第2章「消えたガラス」 ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎

  2. 『ハリー・ポッターと賢者の石』第3章「知らない人からの手紙」 ↩︎ ↩︎ ↩︎

  3. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第1章「襲われたダドリー」 ↩︎ ↩︎ ↩︎

  4. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第2章「ふくろうのつぶて」 ↩︎