クッション呪文

クッション呪文 (Cushioning Charm) は、見えない緩衝材を生み出して衝撃をやわらげる呪文です。もとは箒の座り心地を良くするために発明され、落下の衝撃を防ぐのにも使われます。

基本情報

呪文: モリアーレ(Molliare、『呪いの子』で判明)
分類: 呪文(charm)
効果: 見えない緩衝材を生み出し、衝撃をやわらげる
考案者: エリオット・スメスウィック(1820年)
語源: ラテン語 mollire(柔らかくする)
初出: 『クィディッチ今昔』

効果と歴史

クッション呪文は、見えないクッションのように衝撃を吸収する呪文です。『クィディッチ今昔』によれば、この呪文は1820年にエリオット・スメスウィックが発明したもので、箒の座り心地をそれまでよりずっと快適にすることに大きく貢献しました[1]

落下の衝撃をやわらげる用途でも使われます。第7巻のグリンゴッツからの脱出では、「盗人落としの滝」でトロッコが砕けて全員が投げ出されたとき、ハーマイオニーがとっさにこの呪文を唱え、ハリーたちを無傷で岩の床に着地させました[2]

名前の由来

呪文「モリアーレ」は、『ハリー・ポッターと呪いの子』で明かされたもので、「柔らかくする」を意味するラテン語 mollire に由来すると見られます。同作では、アルバス・ポッターがホグワーツ特急の屋根から鉄橋の下の水面へ飛び降りる際、この呪文が効かなかった場合の予備として水面を当てにしながら「モリアーレ!」と唱えています[3]

使用例

使用者 場面 効果・結果
ハーマイオニー 『死の秘宝』第26章 グリンゴッツ脱出時、砕けたトロッコから投げ出された全員を無傷で着地させる[2:1]
アルバス・ポッター 『呪いの子』第一幕 ホグワーツ特急の屋根から飛び降りる際に唱える[3:1]

登場・言及箇所

脚注


  1. 『クィディッチ今昔』第9章「競技用箒の発達」 ↩︎

  2. 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第26章「グリンゴッツ」 ↩︎ ↩︎

  3. 『ハリー・ポッターと呪いの子』第一幕 ↩︎ ↩︎