ベアトリックス・ブロクサム
ベアトリックス・ブロクサム (Beatrix Bloxam) は、昔話を子ども向けに書き換えた物語集『毒キノコ物語』の著者として知られる魔女です[1]。
『毒キノコ物語』
ブロクサムは、『吟遊詩人ビードルの物語』が死・病気・流血・邪悪な魔法といった「最も恐ろしい主題」を扱っており、子どもに有害だと考えていました。そこで彼女は、ビードルの物語を含むさまざまな昔話を、「小さな天使たちの純真な心を健全で幸せな思いで満たす」という自身の理想に沿って書き換え、『毒キノコ物語』としてまとめました[1:3]。
しかしその書き換え版を読んだ魔法族の子どもたちの反応は、代を重ねても決まって同じで、激しく嘔吐したうえで「早く本を取り上げて粉々にしてほしい」と訴えるものだったといいます[1:4]。蛙チョコレートのカードでも、『毒キノコ物語』が読者に吐き気を催させるとして発禁になった経緯が紹介されています[2]。
なお本人の日記によれば、幼い頃におばが年上のいとこたちに語る「毛だらけ心臓の魔法戦士」の物語を鍵穴越しに立ち聞きして以来それがトラウマとなり、この一篇だけはどうしても子ども向けに書き換えることができなかったといいます[1:5]。
登場・言及箇所
- 『吟遊詩人ビードルの物語』(ダンブルドアによる注釈)
- ポッターモア
- 「ビアトリクス・ブロクサムのカード」