インパービアス

インパービアス (Impervius) は、対象に水を弾く性質を与える呪文です。雨天のクィディッチでハリーのメガネの曇りを防ぐために使われたことで知られます。

基本情報

呪文: インパービアス(Impervius
分類: 呪文(地の文で "the Impervius Charm" と呼ばれる)
効果: 対象に水を弾く性質を与える(高熱の金属を防いだ例もある)
語源: ラテン語 impervius(通さない、不浸透の)
初出: 『アズカバンの囚人』第9章

効果

唱えられた対象は水を弾くようになります。クィディッチの試合中、雨でハリーのメガネが曇って見えなくなったとき、ハーマイオニーが観客席から駆けつけ、メガネを杖で叩いて「インパービアス!」と唱え、水を弾くようにしてみせました[1]。ハリーはこれ以来、自分でもメガネにこの呪文をかけるようになります。ただし、豪雨のなかではこの呪文をかけても視界の確保には限界がありました[2]

水を防ぐだけでなく、持ち物一般を保護する応急措置にもなります。魔法省で雨が降り止まないトラブルが起きたとき、ハーマイオニーはロンに、持ち物を守るためインパービアスを試すよう助言しました[3]。またグリンゴッツからの脱出時には、増殖して迫る灼熱の財宝から身を守るためにも唱えており、水だけでなく高熱の金属を防いだ例も見られます[4]

名前の由来

ラテン語の impervius(「通り抜けられない」「不浸透の」)に由来します。英語の impervious(「〜を通さない」)も同語源です。

使用例

使用者 場面 効果・結果
ハーマイオニー 『アズカバンの囚人』第9章 豪雨のクィディッチ戦でハリーのメガネにかけ、水を弾かせる[1:1]
ハリー 『不死鳥の騎士団』第18章 悪天候の練習中、自分のメガネにかける[2:1]
ハーマイオニー 『死の秘宝』第26章 グリンゴッツ脱出時、灼熱の財宝から身を守るために唱える[4:1]

登場・言及箇所

脚注


  1. 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第9章「恐怖の敗北」 ↩︎ ↩︎

  2. 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第18章「ダンブルドア軍団」 ↩︎ ↩︎

  3. 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第12章「魔法は力なり」 ↩︎

  4. 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第26章「グリンゴッツ」 ↩︎ ↩︎