愛の妙薬
愛の妙薬 (Love Potion) は、飲んだ者に一時的な恋慕や執着を引き起こす魔法薬の総称です。
基本情報
名称: 愛の妙薬 (Love Potion)
別名: 惚れ薬
種別: 魔法薬(総称)
効果: 飲んだ者に一時的な恋慕・執着を引き起こす
著名な例: アモルテンシア
初出: 『秘密の部屋』第13章
性質
愛の妙薬は、飲んだ者に強い恋慕や執着を抱かせます。ただし、これはあくまで人為的に引き起こされた感情であり、本物の愛を生み出すことはできません。愛の薬の売買は何世紀も続いていますが、「真の愛の妙薬」はいまだ作られておらず、有力な魔法薬使いたちもその実現性を疑っています[1]。
愛の妙薬は「闇」でも危険でもないとされ、呪いや隠蔽術を検知する「秘密探知器」には引っかかりません[2]。効き目は最大で24時間ほど続き、使用期限内であれば寝かせるほど強くなることがあります[3][4]。もっとも強力な愛の妙薬として知られるのがアモルテンシアです。
ホグワーツでの扱い
愛の妙薬はホグワーツで禁止されています[5]。それでもフレッドとジョージの店ウィーズリーズ・ウィザード・ウィーズは「ワンダーウィッチ」印の愛の妙薬を扱っており、香水や咳止め薬に見せかけたフクロウ通販で校内に持ち込ませていました[3:1][2:1]。
物語での役割
- ダンブルドアは、マールヴォロの娘メロープ・ゴーントが愛の妙薬を使ってマグルのトム・リドルを夫にした可能性をハリーに語りました。のちにメロープが薬を与えるのをやめたために夫は去ったと推測されており、これはのちのヴォルデモートの出生にまつわる話です。ただしダンブルドア自身「これは推測にすぎない」と断っています[6]。
- 6年生のとき、ロンはロミルダ・ベインがハリーに贈ろうとした愛の妙薬入りの菓子を誤って口にし、ロミルダに夢中になってしまいました。スラグホーンが解毒薬を用意して事なきを得ています[4:1]。
材料
愛の妙薬にはさまざまな調合がありますが、凍らせたアシュワインダーの卵が材料として重宝されるほか[7]、どの愛の妙薬にも共通して真珠粉が含まれるとされます[8]。
レイブンクロー出身の魔女ラヴァーナ・デ・モントモレンシーは、「愛の妙薬の偉大な開拓者」として寮の歴史に名を残しています[9]。
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』第13章「重大秘密の日記」
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第5章「吸魂鬼」
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』第27章「パッドフット帰る」
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 第6章「ドラコ・マルフォイの回り道」
- 第10章「ゴーントの家」
- 第15章「破れぬ誓い」
- 第18章「たまげた誕生日」
- 『吟遊詩人ビードルの物語』(ダンブルドアの注釈)
- 『幻の動物とその生息地』(アシュワインダーの項)
- ポッターモア J.K.ローリングからの新着コンテンツ「レイブンクロー」
- 『ハリー・ポッターと呪いの子』第一幕・第三幕