エピスキー
エピスキー (Episkey) は、負傷した箇所を治す呪文です。杖を傷のある部位に向けて唱えると、その場で傷が塞がります。ホグワーツ特急で鼻を折られたハリー・ポッターと、クィディッチの練習で口を殴られたデメルザ・ロビンズが、この呪文で治療を受けました。
呪文: エピスキー(Episkey)
効果: 杖を向けた部位の負傷を治す
初出: 『謎のプリンス』第8章
効果
折られた鼻も、殴られて腫れ上がった唇も、この呪文で治りました[1][2]。
ニンファドーラ・トンクスに鼻を治されたときの、ハリーの感覚は次のとおりです[1:1]。
鼻がとても熱くなり、それからとても冷たくなった。ハリーは恐る恐る鼻に手をやった。どうやら治っている。
作中での使用
ホグワーツ特急のコンパートメントでドラコ・マルフォイに顔を踏みつけられ、鼻から血を流したまま身動きが取れなくなっていたハリーは、トンクスに見つけ出され、動き出した汽車からプラットホームへ飛び降ります。トンクスが鼻を治そうと申し出たとき、ハリーは癒術の呪文にかけては校医のマダム・ポンフリーのほうがやや信頼できると思いましたが、断るのは失礼だと考えて目をつむり、じっと立っていました[1:2]。
「エピスキー! 鼻血癒えよ!」トンクスが唱えた。
グリフィンドールのクィディッチの練習では、ロンが六回もゴールを抜かれるうちにプレーが荒れ、攻めてきたデメルザ・ロビンズの口にパンチを食らわせてしまいます。血を垂らしながら地上に戻ったデメルザの腫れ上がった唇をジニーが調べていると、ハリーが二人のそばに着地し、デメルザの口に杖を向けて唱えました[2:1]。
『エピスキー、唇癒えよ』。
呪文の言葉
呪文は「エピスキー」です。日本語版ではこの言葉に治す箇所を示す訳語が添えられ、鼻の傷には「鼻血癒えよ」、唇の傷には「唇癒えよ」と、場面ごとに訳し分けられています[1:3][2:2]。
登場・言及箇所
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 第8章「勝ち誇るスネイプ」
- 第14章「フェリックス・フェリシス」